名前・・

「蛇いちご」
などと呼ばれて、
この赤い小さな可愛い実は
なんて思っているのだろう?

食べても毒はないのですよ。
美味しくは、ないけれど。

いや、はっきり「まずい!」(笑

へびいちご

キラキラ…

青い葡萄はすっぱい…

から、美味しくないよ。

ふっふっふ…
甘くなるのを待てばよいのだ…?

いえ、ヨソサマの庭先です…

葉っぱを透けて落ちてくる光と
葉っぱの間から零れ落ちてくる光とが交差して、
キラキラ。

緑と光はよく合うなぁ…

一瞬、忘れる暑さ。

一瞬、ほんの一瞬だけど…

青い葡萄

恋の季節

他人(他虫?)の恋路の邪魔をする気はござらぬが…

これは、ガガンボ?
よく、わからないや…

なんとなく、負けたふりして勝ったような感じの今日でありやした。
まぁ、勝ち負けってことでも、ないんだろうと思うけど。

まぁ、よかよか。

でも、疲れたよ。

これから、もうひと仕事…

ぷぎゃーっ!

おもふこと…≪甘雨さんの個展によせて…≫

よく、五行歌は誰にでも簡単にできる短詩ですよ、
と言われるのだか。

確かに、五行歌には俳句のように季語もないし、
短歌のような決まり事もない。

「口語体で五行で書くこと」

ルールはそれだけである。

簡単に詠むことができるような気がする。

だが、「いい五行歌」には、いくつか条件が伴うのだと思う。

まず、その人の言葉で書かれていること。
その人にしかできない表現であること。

これがとても大切なことだと思う。

それから…

必ずその歌の中にその人の「ホント」が隠れていること。

そして、言葉の一つ一つに愛情を籠めて、とても大切に選んでいる、
ということ。

甘雨さんの歌の中には、
それらがきちんと備わっている。

だから、こんなにも心に深く突き刺さってくるのだ。

書に至っては、なんの心得もない私があれこれ言うべくもない。

が、敢えて言わせてもらえるのなら、
彼女の書に向かう姿勢もまた、
五行歌と同じ、
常に真剣勝負だから、
こんなにも心が揺さぶられるのだろう。

今度は負けないぞ、
と思うのに、
ああ、また負けてしまった。

と、心地いい空気に、
結局、今日も酔わされてしまうのである。

花のエロス…?

毎年、可愛い花をつけてくれるユキノシタ。
この花が風に揺れるたびに、
小さな妖精たちがダンスしてるみたいだ…
なぁんて、がらにもなくメルヘンチックなことを思ってしまう。

ユキノシタ

にしても。
面白いというか、不思議な造形だと思う。

花って、少し離れてみていると、
ああ、きれいな花だなあ、とか、
可愛い花だなあ、とかって思うのだけれど、
カメラを向けてマクロで迫ってみると、
それぞれがとても不思議な造形をしていて、
どうしてこんな形なんだろう?
と思うのだ。

考えてみれば、
まぁ、誤解を恐れずに言えば…(笑

「花」というのは、
植物にとって「剥き出しの生殖器」なわけだ。

と、思うと、なんともエロティックに見えてくる。

媒体となる虫たちを引き寄せるために、
色や香り、そして形と、あの手この手で迫ってくるのだ(笑

なんて、ね。

あれ、やっぱりメルヘンチックにはならなかったわ…(ショボン…

大人なキンカメさん

いつぞやのアカスジキンカメムシ君が、いつの間にやら成虫になってました。
違う、あまりにも違い過ぎる…

確かに赤い筋がある。

アカスジキンカメムシ

昆虫の謎だわ。

てか、さっきから蚊が…
蚊が…

そいえば、蚊も昆虫ね。
子供と大人じゃ、見た目ちがいすぎるわね。
孑孑(ぼうふら)→ 蚊

昆虫の謎だわ。

変身前
アカスジキンカメムシ 五齢幼虫

書/歌 甘雨 戯:Tawamure 展

お友達の甘雨さんの個展 開催中です。

書/歌 甘雨 戯:Tawamure 展 DM

2013.6/3(Mon.)-6/15(Sat.)
Gallery mu@渋谷NHK放送センター西口前
OPEN 15:00~24:00 *日・祝定休日
Gallery mu

甘雨さんのブログ

どくだみの白

今、どくだみの花がわんさかと咲いています。

白い花はいくらもあるけれど、
この花の白さほど明るい白は無いんじゃないか、
とさへ思ってしまうような白さです。

「どくだみ」という名は、
「毒を矯める」「毒を止める」からきてるのだとか。

日本では昔から十薬(十種類の薬効があるから)と呼ばれて、
民間薬として重宝されてきたみたいだ。
強い殺菌力や、体を冷やす効果があるみたい。

星野富弘さんは、「白い十字架」といったけれど。
看護師さんの白衣の色にも、思える。

葉っぱは独特の匂いがして、
お世辞にもいい香り、とは言えないけど。

きっと、この白さが、いろんな毒を浄化してくれるのかしら…

だぁれ?
史緒の中の毒っ気も抜けてくれないかしら、
とか言ってるのは…?

ドクダミの花

恋占いにひなげしの花

むか~し、むかし。
アグネス=チャンのデビュー曲だったと思うんだけど、
「ひなげしの花」という
歌があった。

この歌を聴いて、
まだ「ひなげし」を知らない子供だった私は勝手に、
「ひなげし」って、
もっと花びらがいっぱいの花だと思っていた。

だって、
♪丘の上 ひなげしの花で占うの あの人の心~
なんだもの。

花占いっていえば、
「好き・きらい・好き・きらい…」
のあれだと思うし、
ひなげしだと、
「好き・きらい・好き・きらい」
花弁は基本4枚、で瞬殺じゃないか。
(たまに5弁とかもあるみたいだけど)

ありえない、絶対に、ありえない。
寧ろ、「ひなぎく」じゃないのか?
そしたら、占い甲斐もあるというもんだ。

と、のちに「ひなげし」を知った時に思ったものだった。

ひなげしの花

写真は「ナガミヒナゲシ」という種類みたいで、
そこいらの道端に咲いてる帰化植物。
かなり繁殖力が強いらしい。
花びらが、なんだか紙をクシャってしたみたい。

ヒマラヤの青いケシ

写真は「ヒマラヤの青いケシ」
と呼ばれているもので、
いつだったかに科学博物館で見たもの。

ちょっとフェイクっぽいけど、生花です。

ハルジオンのヒ・ミ・ツ…?

ハルジオン

今年は何故だか、ハルジオンの花の色が濃いような気がしている。
いつもはもっと、白が勝っていたように思うの
に、
いつも同じ場所に咲いているのだけれど。

昔は、白いのがハルジオンで、ピンクのがヒメジオンだと思ってた。
別に理由はないけど、ピンクのがお姫様っぽいとか?
まぁ、そんな子供らしい誤解だったかも(笑

実のところ、「ヒメジオン」というのも誤りで、
「ヒメジョオン(姫女苑)」なんだとか。
(ハルジオンはハルジオン(春紫苑)でいいんだって)

とてもよく似ていて、ぱっと見では区別がつきにくい。
見分け方は、葉の付き方とか、いくつかあるみたいだけど、
一番確実なのは、ちょっと手荒いけど、
茎を折ってみるとわかる。

中が空洞なのが「ハルジオン」
春になって、浮かれて中身がパッパラパーでハルジオン、
なんて乱暴な覚え方をしたもんだ(笑

桜は年々、色が薄くなっていってるような気がして、
だんだん元気がなくなってきてるのかなぁ、
なんて、思ったりもしていたけど、
ハルジオンはどうなんだろう…?

土壌の成分とかで色が違うのかなぁ、
と思ったりしてたのだけど、
どういう条件で色が変わるのかなぁ?

(まさか、放射性物質の量、なんてこと、ないよねぇ…)