雑記

梅雨明けとセミ

蝉

やっと、関東でも梅雨が明けたとのこと。
長かったですね、今年は…

いつもの年だと、蝉が鳴き始めるとほぼ同時に梅雨も明けるのですが、今年はなんだか少し、違ったみたいです。

たまたま昨夜、バスを降りて歩いていたら、電柱に何やら白い影をみつけました。
近づいてみたら、やっぱりいました。
羽化したての蝉ちゃんです。
羽化から少し時間が経ったのでしょうか、すこーし色づいています。

これはアブラゼミなのかなぁ?

この辺りでは、アブラゼミやミンミンゼミが主流で、夏の終わりには、ツクツクボウシや蜩が鳴いています。

大阪に居た頃には、毎日シャワワワ・・と鳴くクマゼミが沢山いて、アブラゼミの方がレアでした。
子どもたちがアブラゼミを欲しがるのがなんだか可笑しくて。

私が子供の頃には、まだ関西でもクマゼミがレアで、稀に捕まえるようなことがあれば、その子はとても得意気だったような気がします。

十年と少し前に東京に来てから私はまだ、クマゼミを一度も見たことがありません。

ですが、見たことがある方もいらっしゃるようなので、いないということではないらしいです。
温暖化が進んでいる、ということなのでしょうか。

蝉の羽化は夕方になると穴から出てきた幼虫が木に登るところから始まります。
よく見ると地面をノソノソ這っています。
大体、夜の6時とか7時頃でしょうか。
2時間くらいかけて羽化します。

そのあとは、翅が硬くなるのをじっと待って、明るくなると飛び立っていきます。

羽化したての翅は薄い緑色をしていて、本当にきれいです。

蝉の羽化は、案外簡単に見ることができるので、ぜひに。
ちょっと感動しますよ・・・

あ、観察の際は、虫よけのご用意を忘れずに。
蚊にボコボコにされちゃいますから・・・←経験者

ツーツーレロレロ・・

時折、ほんの些細なきっかけで、
記憶の奥底に沈み込んでいた、
これまた些細な記憶が呼び起こされて、
頭の中がその記憶に支配されてしまうことがある。

この1週間ほど、私はある旋律に脳みそを占拠されてしまって、
どうにもこうにも、参ってしまっていたのだ。

その旋律というのは・・・

♪つーつーれろれろ~
というものなのだが、はて?
そのメロディーが一体なんだったのか、さっぱり思い出せずにいた。

昔ならそういう時、気になって仕事も手に着かない、
なんてことになったのかもしれないが←さすがにそれはない(笑

今はgoogleさんというつおーい味方がいるので、
すぐにググってみる。

と、いとも簡単にその絡んだ糸はほどけたのだが・・・

にしても、なんで今?
だったのかは謎だし、その些細なきっかかも、もう忘れてしまった。

♪つーつーれろれろ~

は、その文字通り、「ツーレロ節」というのだそうだ。
美ち奴という浅草の芸者さんが歌っていたのだと。

にしても、昭和18年とかって、
私、まだこの世には影も形もなかったはず…

で、youtubeという便利なものもあるのだから、早速聴いてみよう・・・
と思って検索をしてみると・・・
「しゃんらん節」というのと「ツーレロ節」というのがあって、
どちらも美ち奴が歌っている。

同じ旋律に歌詞が二種類あるぞ?

と、いろいろ気になりだしたら止まらない。

元歌は台湾民謡とされていて、
昭和18年に美ち奴が『シャンラン節』としてレコードを売りだしている。

台湾民謡、という元歌は調べてみたけれどわからなかった。
戦時中、兵隊さんたちの間で流行っていたのだそうだが、
あるいは、現地に行った兵隊さんたちが耳コピして流行ったのか・・

その兵隊さんたちの間では、替え歌としてもてはやされたようで、
その多くは春歌と呼ばれるものだったよう・・

その替え歌を纏めたサイトもあったのですが、
ちょっとここに書くのは恥ずかしいので、
気になる人はこっそり訊いてきて…^_^;

ここでふと思った。
兵隊さんたちは、この歌の替え歌を歌って笑いながら、
ふるさとの奥さんや恋人、子どものことを想っていたのかもなぁ…

で、昭和18年にできたレコードの歌詞の中には日章旗(マタハリ)なんてのがあって、
如何にもだ。
レコードのラベルには「愛国歌謡」などとある。
美ち奴さんは、慰問にも行かれていたようですね・・・

戦後、歌詞もまったく改められて、
「ツーレロ節」として新たに吹き込まれている。
こちらの歌詞は、なかなか愛しい男を想う女の心の機微が歌われていて、
今聴いても「お、ちょっとなんか、ええやんか」と思わせられる。

それにしても・・

戦後ってったって、まだまだ私は生まれていないはず・・
(今もまだ、日本はかろうじて「戦後」なのかもしれないが・・)

と、そこに新たにみつけた、「ドリフのツーレロ節」というのがあるではないか。
これだ、きっとこれだ。
私の記憶の底のとこに張り付いていたのは・・

なにか、TVで観たかなにかで、インプットされていたのだ。

「ドリフのツーレロ節」では、随分今っぽくなっていて、
歌詞もとてもドリフターズらしいものになっている。
サラリーマンの悲哀、とでもいいましょうか・・・(笑
でも、平和な日本って感じで、いいです、切ないけど・・

ついでにいえば、「アキラのツーレロ節」というのもあって、
小林旭が歌ってた。
ただし、これは歌の一部に引用したもので、
別物のようになっていた。
(旭、歌下手やな・・←ヲイ!)

で、元歌の祖国台湾では、この「アキラのツーレロ節」を台湾語でカバーして
「心心相愛」というタイトルで歌われていて、こちらの方がメジャーだそう。
元のツーレロ節も「春宵舞伴」というタイトルで日本の歌のカバーとして歌われているそうで、
『♪ツーツーレロレロ~』のところが『陣陣揺落揺落(ツンツンヨロヨロ)』
と歌われておりました。
元歌の故郷、台湾で日本の歌、とされてるけど、
とどのつまり、この歌のルーツはどこなんかかな~?
というところが今、残された疑問点である。

もっと驚いたことに、「シャンラン節」として初音ミクさんもカバーしておられましたよ・・・
(これは戦中版の歌詞)

著作権とかいろいろあるので・・・
とりあえず検索かけるとyoutubeやニコニコにたくさんみつかります・・

ツーレロ節(しゃんらん節)について何かご存知の方がいらしたら、
どうぞ教えてたもれ・・・

たぬきは蕎麦・・・

machakakigori

立秋は過ぎたものの、まだまだ暑い日が続きますね…
とりあえず、史緒は元気にしております。
この暑さにも、一向に痩せる気配はありませぬ…(ーー;)

今のところ、どうにかこうにか、ふた山くらい、越えたところ。
まだ、この後、私にしたらエベレスト級?
の山が待ち構えているのだけれど、とりあえず今日は忘れとこう。

今日のお昼に「冷やしたぬきうどん」、
というものを食べたのだけど、
この「たぬきうどん」というものには、
東京に暮らして10年以上経てども、まだ慣れない。

関西人にとって、「たぬき」は蕎麦だし、
おあげさんがのっていなければならない。
目の前にあるそれは、「ハイカラうどん」なのだ。

で、写真は「たぬきうどん」とは全然関係ない、
『たいやきやゆい』さんの抹茶あずきミルク。
たいやきやなのにかき氷。
夏の間だけ「こおりや」さんです。

先月末の、歩いてるだけでも倒れそうな暑い日に頂きました。
オアシスでした。
ふんわりと削られた氷は口の中で優しくとけて、
至福の時を味わいました…

たいやきやさんだけあって、あんこが美味しい♪

ゴルシはただの女好き、という視点からの一考察(笑

※競馬の嫌いな方はスルーしてね…

早いもので、あの歓声とため息(一部笑い)の宝塚記念からもう1週間以上が経ってしまった。

私はといえば、
「正直このレースはよくわかんないから買わないわ」
と決めて、勝てないと思うけど勝ってほしい「ヌーヴォレコルト」に希望の単勝100円、
パドックですごくよくみえた「レッドデイヴィス」の複勝100円、
調教その他、今回かなり勝負入ってるじゃん、の「デニムアンドルビー」の単勝100円、
計300円の馬券を握りしめていた・・・
ので、レースそのものはかなり楽しめた。
というか、ちょっと悔しかった(笑

ゴールドシップの大出遅れについては、誰が悪い、彼が悪いと、
まあ、あらゆる方面にその原因を見出そうとしている方々が、
あちこちでいろんなことを仰っておりますが…
なんだか殺伐としてて、やだなぁ・・と思ってた。

ら、ちょっと面白い話を小耳に挟んだ。
「ゴルシは女好き(牝馬好き・・?)」だと。
ので、ちょっといろいろ検証してみた。

あまり真剣に読まないでね~戯言よ…(笑

———————————-

<史緒の結論>

ゴールドシップはええかっこしいの女好き。
デニムアンドルビーがタイプらしい。

*****

まずは、件の『宝塚記念』

ゴルシは8枠15番。
両隣りは?と見ると右手14番は「トーホウジャッカル」。

「なんや、男かよ・・・」
左手は?16番「ラブリーデイ」
「なんやねん、またお前かよ。
 あ~あ、やる気でねぇ~」

というわけで、大きく出遅れて、ふと前をみると、
「おいおい、デニムちゃんが走ってるやないか。
 あいかわらず、ええ女やなぁ…」

と、後ろからいったデニムを必死で追いかける、追いかける、追いかける、
追いついた・・?

かに思えたが・・・
ついついデニムちゃんに見惚れてたら、
「フンっ、あんたなんかに興味ないわ」
とデニムちゃんは行ってしまった・・
「ああ、もうええわ、俺。」

すっかりやる気をなくしたゴルシ、あえなく15着。

————–

ここから遡ります。

『天皇賞(春)』2015年

ゴルシは1枠1番。隣りは・・「カレンミロティック(煽馬)」

「あれ、女の子・・・ちゃうんかいな?
 ゲート、いややなぁ。
 確かさっき、デニムちゃんおったのに、どこいったんやろ?
 デニムちゃん、探さな・・・(6枠12番)
 しゃあない、走るか。」

「あ、デニムちゃん、前走ってるやん。
 おい、キズナ、おまえちょっと邪魔やて。
 のいてんか、デニムちゃんが見えへんやないか。」

デニムの斜め後ろを行くキズナにちょっと嫉妬心が芽生えたか、
キズナを抜いてデニムに並びかけるゴルシ。

「見ててや、デニムちゃん。俺、今日はちょっとがんばるわ。」

と、ええかっこしいのゴルシはがぜんやる気を出して何故か1着。

※馬にとって狭いゲートに入れられるのは、相当なストレスのかかることなのです。

*****
『阪神大賞典』2015年

「あ、今日もデニムちゃん、一緒に走るんやな。
 俺、頑張るからな。見とってや。
 このレース終ったら、デートせえへんか?
 一等賞になったら、デートしてな。」

デニムにいいとこ見せたいゴルシは、
ずっとデニムのちょっと前を走ってたら、
なんかわかんないけど勝っちゃったよ~。
(1着)

*****
『アメリカジョッキーカップ』2015年

「男ばっかりのレースなんて、端からやる気ないし・・・」
(7着)

*****
『有馬記念』2014年

「ぅわあ、今日は女の子がぎょうさんおるわ。
 デニムちゃんの他にもジェンティルちゃんにラキシスちゃん、
 ヴィルシーナちゃんにマンボちゃんも・・
 ああ、今日は楽しいなぁ・・・俺、がんばっちゃうもんね。」

「ぅわあああああ。
 ジェンティルちゃん、強いわ。
 俺、ええとこ見せよと思て頑張ったけど、
 追いつかれへんかったわ。
 ああ、でもかっこええなぁ、ジェンティルちゃん。
 これで最後なんやて。もう逢われへんのかなぁ・・・」
(3着)

*****
『凱旋門賞』2014年

やっぱり、日本の女の子がええわ。
外国の女の子はキンチョーすんねん。
(14着)

*****
『札幌記念』2014年

「えらい可愛らしい子がおるで。
 ハープちゃんていうんか。
 まだ若いし、ほんま、可愛らしいなぁ。」

ついつい見惚れてたゴルシ。
ハープスターはとてもお尻のきれいな子でした。

「なんかわからんけど2着になってもたわ。
 ずっと後ろから見てたかってん。ほんま、綺麗な娘やなぁ…」

*****
『宝塚記念』2014年

「ジェンティルちゃん、ヴィルシーナちゃん、
 デニムちゃんにマンボちゃんも。
 がんばるし、俺。
 女の子にいいとこ見せんなんし。」
(1着)

*****
『天皇賞(春)』2014年

「男ばっかりのレースでやる気だせるかいな。」
(7着)

*****
『阪神大賞典』2014年

「男ばっかやけどな。
 メンバー少ないし。
 さすがにこの面子では負ける訳には、いかんわな。
 俺、これでもGⅠ馬やし。」
(1着)

*****
『有馬記念』2013年

「今年は男ばっかやし。
 女の子おらんかったら、やっぱりやる気がいまいちな~。」
(3着)

————–

と、アホなことはこれくらいにしておきます(笑
しょもない記事でごめんなさい・・です<(_ _)>

IMG_9990

親子と他人の関係…

とあるお昼に食べたミニ親子丼。

親子丼

親子丼、寂しいお財布にも優しい、リーズナブルな丼だい!
親子丼、といえば鶏と卵の丼だい!

と思っていたら、処変わって北海道では、
サーモンとイクラの高級丼?
になってしまったり…

で、丼といえば、
吉牛とか、松屋とか?
牛丼ドン♪

で、他人丼といえば…

東京には他人丼が…ない!

メニューをみても、
他人丼はない!

他人丼…

それは、お肉と卵の丼だい!

お肉… はもちろん牛肉だい!

関東ではお肉っていうと豚肉だけど、
関西ではお肉っていえば牛肉だ。

誰がなんて言っても、牛肉だ。

肉まんとか、中身が牛肉でないと、肉まんじゃない。
豚は豚まんだ。

ついでに言っておくと、

「きつね」は饂飩だが、「たぬき」は蕎麦だ。
「きつね蕎麦」も「たぬき饂飩」も基本、関西にはない!

お揚げさんののった饂飩が「きつねうどん」
お揚げさんののった蕎麦が「たぬきそば」

なので、「きつね!」「たぬき!」で事足りるのだ。

因みに、関東で「たぬきうどん」と呼ばれているらしい代物は、
関西では「ハイカラうどん」と呼ばれている。

と、ところが…
京都では「たぬきうどん」が存在するらしい。
お揚げさんの刻みに餡かけになってるんやて。

食べたことないけど。

なんにせよ。
思ったものと違うものが出てくると、
結構へこんだりするのよね…

で、鶏と卵の「親子丼」、
おいしゅうございました…

あ、関西で「かしわ」っていうのん、鶏肉のことですよん。

おもふこと…≪甘雨さんの個展によせて…≫

よく、五行歌は誰にでも簡単にできる短詩ですよ、
と言われるのだか。

確かに、五行歌には俳句のように季語もないし、
短歌のような決まり事もない。

「口語体で五行で書くこと」

ルールはそれだけである。

簡単に詠むことができるような気がする。

だが、「いい五行歌」には、いくつか条件が伴うのだと思う。

まず、その人の言葉で書かれていること。
その人にしかできない表現であること。

これがとても大切なことだと思う。

それから…

必ずその歌の中にその人の「ホント」が隠れていること。

そして、言葉の一つ一つに愛情を籠めて、とても大切に選んでいる、
ということ。

甘雨さんの歌の中には、
それらがきちんと備わっている。

だから、こんなにも心に深く突き刺さってくるのだ。

書に至っては、なんの心得もない私があれこれ言うべくもない。

が、敢えて言わせてもらえるのなら、
彼女の書に向かう姿勢もまた、
五行歌と同じ、
常に真剣勝負だから、
こんなにも心が揺さぶられるのだろう。

今度は負けないぞ、
と思うのに、
ああ、また負けてしまった。

と、心地いい空気に、
結局、今日も酔わされてしまうのである。

花のエロス…?

毎年、可愛い花をつけてくれるユキノシタ。
この花が風に揺れるたびに、
小さな妖精たちがダンスしてるみたいだ…
なぁんて、がらにもなくメルヘンチックなことを思ってしまう。

ユキノシタ

にしても。
面白いというか、不思議な造形だと思う。

花って、少し離れてみていると、
ああ、きれいな花だなあ、とか、
可愛い花だなあ、とかって思うのだけれど、
カメラを向けてマクロで迫ってみると、
それぞれがとても不思議な造形をしていて、
どうしてこんな形なんだろう?
と思うのだ。

考えてみれば、
まぁ、誤解を恐れずに言えば…(笑

「花」というのは、
植物にとって「剥き出しの生殖器」なわけだ。

と、思うと、なんともエロティックに見えてくる。

媒体となる虫たちを引き寄せるために、
色や香り、そして形と、あの手この手で迫ってくるのだ(笑

なんて、ね。

あれ、やっぱりメルヘンチックにはならなかったわ…(ショボン…

大人なキンカメさん

いつぞやのアカスジキンカメムシ君が、いつの間にやら成虫になってました。
違う、あまりにも違い過ぎる…

確かに赤い筋がある。

アカスジキンカメムシ

昆虫の謎だわ。

てか、さっきから蚊が…
蚊が…

そいえば、蚊も昆虫ね。
子供と大人じゃ、見た目ちがいすぎるわね。
孑孑(ぼうふら)→ 蚊

昆虫の謎だわ。

変身前
アカスジキンカメムシ 五齢幼虫

どくだみの白

今、どくだみの花がわんさかと咲いています。

白い花はいくらもあるけれど、
この花の白さほど明るい白は無いんじゃないか、
とさへ思ってしまうような白さです。

「どくだみ」という名は、
「毒を矯める」「毒を止める」からきてるのだとか。

日本では昔から十薬(十種類の薬効があるから)と呼ばれて、
民間薬として重宝されてきたみたいだ。
強い殺菌力や、体を冷やす効果があるみたい。

星野富弘さんは、「白い十字架」といったけれど。
看護師さんの白衣の色にも、思える。

葉っぱは独特の匂いがして、
お世辞にもいい香り、とは言えないけど。

きっと、この白さが、いろんな毒を浄化してくれるのかしら…

だぁれ?
史緒の中の毒っ気も抜けてくれないかしら、
とか言ってるのは…?

ドクダミの花

恋占いにひなげしの花

むか~し、むかし。
アグネス=チャンのデビュー曲だったと思うんだけど、
「ひなげしの花」という
歌があった。

この歌を聴いて、
まだ「ひなげし」を知らない子供だった私は勝手に、
「ひなげし」って、
もっと花びらがいっぱいの花だと思っていた。

だって、
♪丘の上 ひなげしの花で占うの あの人の心~
なんだもの。

花占いっていえば、
「好き・きらい・好き・きらい…」
のあれだと思うし、
ひなげしだと、
「好き・きらい・好き・きらい」
花弁は基本4枚、で瞬殺じゃないか。
(たまに5弁とかもあるみたいだけど)

ありえない、絶対に、ありえない。
寧ろ、「ひなぎく」じゃないのか?
そしたら、占い甲斐もあるというもんだ。

と、のちに「ひなげし」を知った時に思ったものだった。

ひなげしの花

写真は「ナガミヒナゲシ」という種類みたいで、
そこいらの道端に咲いてる帰化植物。
かなり繁殖力が強いらしい。
花びらが、なんだか紙をクシャってしたみたい。

ヒマラヤの青いケシ

写真は「ヒマラヤの青いケシ」
と呼ばれているもので、
いつだったかに科学博物館で見たもの。

ちょっとフェイクっぽいけど、生花です。