逞しい・・

自転車置き場をみたら、こんなところにセミの抜け殻が・・
自転車用のチャイルドシート。


蝉の抜け殻

こんなところまで、どうやって辿り着いたのだろう・・
よく見てみると、かなり複雑に部品が組み合わさってるので、
木を登るように真っ直ぐには登れなかったはず。

抜け殻になってる、
のだからどうやら無事、羽化できたのだろう。

なんて逞しいんだ・・・

今年の夏は、どういうわけか羽化する前に力尽きて、
蟻の命の糧になってしまった幼虫を沢山見た。

ここ2,3年のうちに、周囲の高い木が、
次々に切り倒されたこともあるのかもしれない。

土から出てきたら、あれ、木がなかったよ・・
みたいな?

適当な場所を見つけるまでに、
力尽きてしまったんだろう。

それでも、すごいなあ、って思ったのは、
もう、いまにもヒユンってなりそうな草の茎だったり、
建物の壁をよじ登ってたり。

いろんなところで羽化しているのがいるってこと。

たまたま、の運に左右されることも、多分にあるのだろうけれど。

にしても、この自転車のチャイルドシートは、
かなり難易度が高い!
と思うのであります。

まだ、たまに蜩が鳴いてたりしますが。

そろそろ秋の虫たちにバトンタッチ、ですね・・・

ミラクル・・

いつまでも暑い、と思っていたら、
案外肩すかしな感じで季節は秋へと移り変わっていました。
と言っても、今朝はまだ蝉もないていましたし、
まだまだ暑いと感じる日はあるのですが・・

つゆくさ

ツユクサは秋の季語なのだとか・・
梅雨の時期に咲いてるイメージが強いせいでしょうか、
ちょっと意外な気もしたけれど。

旧暦だから、ということもあるのでしょうが、
朝顔も秋の季語だそうです。

まぁ、理由はいろいろありまして、
普段は滅多に五行歌のことなぞ書いたりしない史緒ですが。

先月、とある歌会できっと人生に2度はないだろう、
というミラクルなことが起こったので・・
いやもう、あんまりビックリしてしまって、
なんかよくわかってなかったです・・・

ちょっと恥ずかしいけど、晒してしまいます・・
だって、人生で2度あるとは、思えないから・・(笑

 

自由詠、題詠、同時に一席を頂いてしまいました・・

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【自由詠】

夏の終わりに
喪失感を
すこし
何を失くした
わけでもないのに

【題詠・爪】

おとなになりたくて
おとなになれなくて
戸惑いは
爪先立ちの
少女

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ついでに、といってはなんですが・・
先週、別の歌会で、
席には入りませんでしたが、
たくさんの方が「とても好き」
って仰ってくださったので・・・嬉しかったです。

ちょっと調子こいてます・・(笑

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秋雨に
濡れそぼちて
朝顔
心細げに一輪
その青の深さ

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君の名は・・?

ヘクソカズラ、ワルナスビ、ヤブカラシ・・
人が付けた名前だけど。
ちょっとひどいよね~、って時々思う。

へくそかずら

ヘクソカズラはその臭いからつけられた名前だというけれど。
それは彼らが彼らなりに生き延びるために身に着けたものだったんだろうな・・
実は私はこの花を臭いと思ったことはないのだけれど、
何かしたら臭うんだろうか?揉むとか…?

わるなすび

ワルナスビって、茄子の花に似てるけどね、
茄子は生らない(笑
実は生るけど、たぶん食べられない。
てか、毒があるみたい。
棘があって、足に引っかけたりすると、結構痛かったりする。
繁殖力が強くて、他を駆逐してしまうらしい。
でも、それも、彼らには彼らなりの理由があるんだろう・・・

やぶからし

ヤブカラシ(藪枯らし)はその名の通り、
ツルやヒゲを伸ばして、他の植物に巻きついて一面にはびこる。
ほおっておけば、辺りはすぐに荒れてしまう。
別名、ビンボウカズラともいうらしい。
けど、赤い可愛い花をつける。
ブンブンがよく止まっていたので、
小さいころは、ブンブンの花、なんて呼んでた。
美味しい蜜が豊富らしく、蝶もよく止まっている。
これは薬にもなるらしい。

人は自分たちにとって都合の悪いものは排除しようとする。
そりゃあ、そうだろう。
私だって、もし何か植物を育てていて、
その成長を妨げる雑草が生えてきたら、
やっぱり、必死になって駆除するのかもしれない。

でも・・・

もっと愛らしい名前、つけてあげられなかったのかなぁ、って。
だって、彼らだって、精一杯、生きてるんだもんなぁ、って。
そんなことも思ったりする。
どんな名前で呼ばれるかって、
案外、大切なのかもしれないなぁ、とかとも思う。

いろんなものがまじりあって、この世界ができていて。
都合が悪いから排除する、のではなくって。

人にとって都合の悪いものでも、
それが存在するには、やっぱり何か理由があって。

なにかもっと上手く共存できればいいのにな、とか。

なんか、そんな取りとめもないことを考えていた・・

『Petit Papier』シンガポールスリング味

pp05_web

『Petit Papier』シンガポールスリング味
   できました!!

甘やかなカクテルで
 ほろほろっとほろ酔いかげんで…

あなたの心の中の夕陽の赤は、
 どんな色なのでしょう・・

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第5号(7月号)
   シンガポールスリング味
           掲載作品

◆ Photo & Words
  モノクロームの憧憬 * youquico

◆ 短 歌・エッセイ
  陳(ひねむしろ)蓆  * 酒井 景二朗

◆ 写真俳句・エッセイ
  蛍灯らんぷ * ありさき
   
◆ ショート・ストーリー
  梅雨は去り、また夏の雲が生まれる   
    わたしも少しずつ街になじみはじめている * 松原 ゆう

◆ エッセイ
  サンダルばきでカクテルドレス * 藤田 美香
    憧れのバニーガール…の巻

◆ クスり箱
  『採集対象は…』 * ま のすけ

◆ 引退馬レポート
  逢いにゆく旅  * Jem mama
    ― 偉大なる功労馬を巡って ―
       生まれ故郷に帰れるために・・

◆ ノン・フィクション
  時の鏡函 * 寝 冬
    奇術の女王(中篇)

◆ 日 記
  アマエルのつつがなき一日 * アマエル
 

 
———————————————————

購読をご希望の方はHPから…
http://le-grande.com/

  ++++++++++++++++++++++

下記のcafeでも、お求めいただけます。

** カフェ・ルフュージュ
東京都国立市富士見台3-5-1
042-576-0695

**『プチパピエ』を置いて頂いている jasmin cafeさんは、
移転のため、現在お休中です。
ワークショップ等は開催されていますので、
ブログでご確認ください。 
http://ameblo.jp/jasmin-cafe

[ 幻 現 ] – y u m e u t s u t s u

『プチパピエ』創刊号にも、作品をお寄せ下さった、
書家の甘雨さんから、個展のご案内です♪
渋谷方面に行かれた方は、是非見にいらしてくださいね♪

Kanwu Exhibition 2014
書家 / 五行歌人 石崎甘雨個展
[ 幻 現 ] – y u m e u t s u t s u

2014.6/16(Mon.)-6/28(Sat.)
Gallery mu
http://gallery-mu.jugem.jp/
渋谷区神山町5-6 渋谷酒販会館B1F
03-5790-9906
Open:月~金曜 19:00~24:00
     土曜   15:00~24:00、
     日曜休
(1ドリンクお願いします…)

ほぼ毎日の在廊を目指す予定です♪
ただし、6/25、6/26は不在濃厚です
作品と甘雨に会いにきていただけましたら、幸いです(_ _*)

書家 / 五行歌人 石崎甘雨 拝
http://ameblo.jp/kanwu-lulu/

『Petit Papier』 アップルタイザー味

1冊 648円+(税・送料込み)
  136mm×148mm 中綴じ 40ページ
   モノクロ 一部カラー
————————————–

『Petit Papier』アップルタイザー味
   できました!!

ちょっぴり甘くて、爽やかな後味。
カルピスが初恋の味なら、アップルタイザーは
『 二番目の恋』の味なのかも…?
なぁんて、そんなことを思ってみたり…

————————————-

第4号(5月号)
   アップルタイザー味
           掲載作品

◆ Photo & Words
  モノクロームの憧憬 * youquico

◆ ショート・ストーリー
  空映す水野流れに   
    二人分の影が揺れている * 松原 ゆう

◆ エッセイ
  サンダルばきでカクテルドレス * 藤田 美香
    ロマンチックが止まらない…の巻

◆ 短 歌・エッセイ
  陳(ひねむしろ)蓆  * 酒井 景二朗
    不埒な笛を吹く奴がゐる

◆ 写真俳句・エッセイ
  蛍灯らんぷ * ありさき

◆ メルヘンかも…
  粗挽荘誠司の恋 ♡ * すり鉢 おこげ

◆ レポート
  逢いにゆく旅  * Jem mama
    ― 偉大なる功労馬を巡って ―
       世界一、幸せなツヨシ

◆ 日 記
  アマエルのつつがなき一日 * アマエル
 

  ※寝冬さんの『時の鏡函』は隔号掲載になります。

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購読をご希望の方はWebから…
http://le-grande.com/

  ++++++++++++++++++++++

下記のcafeでも、お求めいただけます。

** jasmin cafe
http://ameblo.jp/jasmin-cafe
東京都国立市東4-17-45-201 

** カフェ・ルフュージュ
東京都国立市富士見台3-5-1
042-576-0695

出逢い・・・

プチパピエ3号「ビターチョコレート味」

『プチパピエ』に短歌とエッセイをお書き頂いている、
酒井景二朗さんとの出逢い…

それはもう、ズバリ!
史緒が惚れました…(笑

五十嵐きよみさんが主催される、
「題詠blog」というのがあります。
毎年、300名以上の方が参加されている、短歌の投稿サイトです。
年の初めに公募された100のお題で順番に短歌を詠んでいく、
というものです。

結局、忙しさにかまけて最後まで完走はできなかったのですが、
ある時、ちょっとそれに参加してみようと思い、走りだしたのです。

すると、やはり他の参加者の方が、
どんな短歌を詠んでらっしゃるのか、
気になりますから、遡ってみてみるわけです。

同じお題でも、これほど多様な受け止め方があるのかと、
それはそれで、とても面白いのですが、
そうしているうちに、いいなぁ、好きだなぁ、
と思う短歌の作者が、大抵、何人かの同じ方だったりするわけです。

その中のお一人が、酒井景二朗さんでした。

なんで、この人の短歌は、私の心の抽斗の、
ちょっとチクチクするようなところに
引っかかったまま外れないんだろう…?

そのうち、なにかのきっかけで、
酒井さんがtwitterをされているのを知り、
思い切って話しかけて、
お友達になってもらったのでした…

酒井さんのサイトなども見てみると、
様々な分野の創作が掲載してあって、
これがまた、面白くて。
なんて多彩でユニークな方なんだろう…
と思っていたものですから、
『プチパピエ』の創刊を決めた時に、
お願いしないわけには、いきません。

twitterで、
「雨が降ってきた」とか、
「夕陽がきれい」とか、
呟くタイミングがあまりに一致するので、
あれれ?と思っていたら、
実は、思いの外、近くにいらっしゃって、
生活圏が同じといいますか、
それも、ちょっと可笑しかったり。
縁、ですね…

原稿のお願いをするためにお逢いしたら、
本当に抽斗の多い方で、
原稿も快く引き受けて下さり、
とても楽しい時間を過ごせました。

酒井さんの、
ちょっと酸っぱいような、
時には、初恋の痛み、みたいな感じのする、
恋のようで、恋でないような、
そんな短歌が好きだったりします。
(なんか、よくわかんない表現ですね・・苦笑)

酒井さんのサイトはこちら…
http://keijirou.littlestar.jp/

さて、『プチパピエ』3号、「ビターチョコレート味」。
とても大切にされていた腕時計を失くしてしまわれたとか。
その哀しみが、ヒシと伝わって参ります…

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『プチパピエ』3号発売中!

1冊 648円 (送料・税込み)
  136mm×148mm 中綴じ 36ページ
   モノクロ 一部カラー

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購読をご希望の方はWebから…
http://le-grande.com/

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jasmin cafeさんでも、お求めいただけます。
http://ameblo.jp/jasmin-cafe
東京都国立市東4-17-45-201
tel:070-5010-1447

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『プチパピエ』創刊号「いちごソーダ味」はお陰様で完売いたしました。
2号「ジンジャーミルクティー味」は、
若干、在庫がございます。ご希望の方はお早めに。

『Petit Papier』 ビターチョコレート味

1冊 600円+税(送料込み)
  136mm×148mm 中綴じ 36ページ
   モノクロ 一部カラー
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『Petit Papier』第3号

ビターチョコレート味 できました!!

ちょっと大人なビターチョコレート。
あなたのビターチョコレートはどんな味でしょうか…

『Petit Papier』ビターチョコレート味を一粒どうぞ…

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◆ Photo & Words
  モノクロームの憧憬 * youquico

◆ 短 歌
  陳(ひねむしろ)蓆  * 酒井 景二朗

◆ ショート・ストーリー
  菜の花の苦みが醒ます淡い記憶
    あなたはひとつ伸びをする * 松原 ゆう

◆ レポート
  逢いにゆく旅  * Jem mama
    ― 偉大なる功労馬を巡って ―
       ダイタクヤマトが託したこと…

◆ ノン・フィクション
  時の鏡函 ― 奇術の女王 ― * 寝 冬

◆ クスり箱
  どんぐりと亀と牧師ペーターの懺悔 * ま のすけ

◆ 日 記
  アマエルのつつがなき一日 * アマエル

※黒猫さんによる『エル・パソ・デル・ノルテ』は、今月は都合によりお休みさせて頂きました。
楽しみにして下さっていた皆さまには申し訳ございませんが、どうぞご了承ください。

 
—————————-

購読をご希望の方はWebから…
http://le-grande.com/

jasmin cafeさんでもお求めいただけます。
http://ameblo.jp/jasmin-cafe
東京都国立市東4-17-45-201 

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新宿:午前0時

いくつもの顔を持つ街、新宿。
東口の喧騒とは違って、ここは通る人も殆どいない…

 

 

 

新宿:午前04時

客待ちのタクシーが欠伸をしているような…
始発が動き出すまで…

黒猫さんとの出逢い…

実は…
よく覚えていないのです…

きっかけは、なんだったのだろう?
いつの間にかmixiではマイミクになっていたし、
う~ん…

初めて実際にお逢いしたのは、
たぶん、数年前に相方さんが五行歌の仲間と銀座で「軋」展、
というグループ展に参加した時だったかと。

但し・・・
その時、私は彼女が同伴していた、
当時まだ小さかった息子くんの遊び相手をずっとしていたように記憶している。

なので、黒猫さんとは、
これといって、お話をした記憶がないのです。

相方さんが、いつ、黒猫さんと知り合ったのか、
どういう経緯だったのか、
も、はて、私はよくわかっていなくて、
案外、彼の方もわかってないのかも、しれない…

黒猫さん…
五行歌では、「波那」という名前を使ってらっしゃるが、
さて、歌会などでお会いするようになったのは、
もっと、ずっと後のようにも、思えるし…

かつて彼女は、BK1という書店サイトで書評を書いてらして、
(残念ながら、今はなくなってしまいました)
休刊中の『グランパピエ』創刊の際に、書評の執筆をお願いしたあたりから、
お付き合いが深まっていったように思うのですが…

なんとなく、黒猫さんは、黒猫さんだけに、
そっと忍び寄ってくるのがお上手なのかしら・・
なんてね…

いつの間にか、す~っと、ごく自然に近づいてこられて、
そこにずっと前からいるような、
そんな不思議な空気を纏った人、なのだわ、きっと。

とても真面目で、いろんなことに、とても丁寧な女性である。
ガサツな私は、ちょっと見習わなくちゃ、なのです。

『プチパピエ』の創刊にあたっては、
「妄想日記を書いて欲しいの…」
と、書評とは或る意味真逆のリクエストをしてみた。

「え?妄想ですか…?」

「うん、妄想。妄想だから、なんでもありよ、ふふふ…」

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『プチパピエ』2号発売中!

1冊 630円 (送料・税込み)
  136mm×148mm 中綴じ 36ページ
   モノクロ 一部カラー

 ***************************

購読をご希望の方はWebから…
http://le-grande.com/

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jasmin cafeさんでもお求めいただけます。
http://ameblo.jp/jasmin-cafe
東京都国立市東4-17-45-201 
tel:070-5010-1447
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なお、創刊号は若干、在庫がございます。
ご購読希望の方は、ご連絡ください。