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新宿:午前0時

いくつもの顔を持つ街、新宿。
東口の喧騒とは違って、ここは通る人も殆どいない…

 

 

 

新宿:午前04時

客待ちのタクシーが欠伸をしているような…
始発が動き出すまで…

赤・朱・紅

彼岸花

いつの間にか、彼岸花。

いまの季節の光の淡さがとても好きです。
彼岸花の赤と光の交差が、秋を奏でていました。

硝子細工のような…

名前はわからないのだけれど、サボテンの花

光が透けてみえて、
なんだか硝子細工のようにも見えて、
不思議な感じで、
ついつい見とれていました。

サボテンの花

名前・・

「蛇いちご」
などと呼ばれて、
この赤い小さな可愛い実は
なんて思っているのだろう?

食べても毒はないのですよ。
美味しくは、ないけれど。

いや、はっきり「まずい!」(笑

へびいちご

キラキラ…

青い葡萄はすっぱい…

から、美味しくないよ。

ふっふっふ…
甘くなるのを待てばよいのだ…?

いえ、ヨソサマの庭先です…

葉っぱを透けて落ちてくる光と
葉っぱの間から零れ落ちてくる光とが交差して、
キラキラ。

緑と光はよく合うなぁ…

一瞬、忘れる暑さ。

一瞬、ほんの一瞬だけど…

青い葡萄

恋の季節

他人(他虫?)の恋路の邪魔をする気はござらぬが…

これは、ガガンボ?
よく、わからないや…

なんとなく、負けたふりして勝ったような感じの今日でありやした。
まぁ、勝ち負けってことでも、ないんだろうと思うけど。

まぁ、よかよか。

でも、疲れたよ。

これから、もうひと仕事…

ぷぎゃーっ!

花のエロス…?

毎年、可愛い花をつけてくれるユキノシタ。
この花が風に揺れるたびに、
小さな妖精たちがダンスしてるみたいだ…
なぁんて、がらにもなくメルヘンチックなことを思ってしまう。

ユキノシタ

にしても。
面白いというか、不思議な造形だと思う。

花って、少し離れてみていると、
ああ、きれいな花だなあ、とか、
可愛い花だなあ、とかって思うのだけれど、
カメラを向けてマクロで迫ってみると、
それぞれがとても不思議な造形をしていて、
どうしてこんな形なんだろう?
と思うのだ。

考えてみれば、
まぁ、誤解を恐れずに言えば…(笑

「花」というのは、
植物にとって「剥き出しの生殖器」なわけだ。

と、思うと、なんともエロティックに見えてくる。

媒体となる虫たちを引き寄せるために、
色や香り、そして形と、あの手この手で迫ってくるのだ(笑

なんて、ね。

あれ、やっぱりメルヘンチックにはならなかったわ…(ショボン…

大人なキンカメさん

いつぞやのアカスジキンカメムシ君が、いつの間にやら成虫になってました。
違う、あまりにも違い過ぎる…

確かに赤い筋がある。

アカスジキンカメムシ

昆虫の謎だわ。

てか、さっきから蚊が…
蚊が…

そいえば、蚊も昆虫ね。
子供と大人じゃ、見た目ちがいすぎるわね。
孑孑(ぼうふら)→ 蚊

昆虫の謎だわ。

変身前
アカスジキンカメムシ 五齢幼虫

どくだみの白

今、どくだみの花がわんさかと咲いています。

白い花はいくらもあるけれど、
この花の白さほど明るい白は無いんじゃないか、
とさへ思ってしまうような白さです。

「どくだみ」という名は、
「毒を矯める」「毒を止める」からきてるのだとか。

日本では昔から十薬(十種類の薬効があるから)と呼ばれて、
民間薬として重宝されてきたみたいだ。
強い殺菌力や、体を冷やす効果があるみたい。

星野富弘さんは、「白い十字架」といったけれど。
看護師さんの白衣の色にも、思える。

葉っぱは独特の匂いがして、
お世辞にもいい香り、とは言えないけど。

きっと、この白さが、いろんな毒を浄化してくれるのかしら…

だぁれ?
史緒の中の毒っ気も抜けてくれないかしら、
とか言ってるのは…?

ドクダミの花

恋占いにひなげしの花

むか~し、むかし。
アグネス=チャンのデビュー曲だったと思うんだけど、
「ひなげしの花」という
歌があった。

この歌を聴いて、
まだ「ひなげし」を知らない子供だった私は勝手に、
「ひなげし」って、
もっと花びらがいっぱいの花だと思っていた。

だって、
♪丘の上 ひなげしの花で占うの あの人の心~
なんだもの。

花占いっていえば、
「好き・きらい・好き・きらい…」
のあれだと思うし、
ひなげしだと、
「好き・きらい・好き・きらい」
花弁は基本4枚、で瞬殺じゃないか。
(たまに5弁とかもあるみたいだけど)

ありえない、絶対に、ありえない。
寧ろ、「ひなぎく」じゃないのか?
そしたら、占い甲斐もあるというもんだ。

と、のちに「ひなげし」を知った時に思ったものだった。

ひなげしの花

写真は「ナガミヒナゲシ」という種類みたいで、
そこいらの道端に咲いてる帰化植物。
かなり繁殖力が強いらしい。
花びらが、なんだか紙をクシャってしたみたい。

ヒマラヤの青いケシ

写真は「ヒマラヤの青いケシ」
と呼ばれているもので、
いつだったかに科学博物館で見たもの。

ちょっとフェイクっぽいけど、生花です。