038:抱 (史緒)
2011/06/07
くれなゐの薔薇のつぼみを抱いたまま暁闇に鳥の音を聴く
2011/05/30
何を隠そう、史緒は生粋の関西人である。
(いや、全然かくしてないし~)
でもって、東京に暮らして、まる7年を過ぎた。
なので、エスカレータの左側に立つことにも、すっかり慣れた。
でも、どうしても馴染めないことって、やっぱりあって。
当たり前に思って暮らしてきたことが、
根底から崩されることもあるのだ。 ← んな、大げさな…
戸惑ったこと
その1:電車の発車案内が、「こんど」「つぎ」と表示される。
いや、「こんど」と「つぎ」って。一体どっちが先やねん?と・・・
ちなみに、関西では「先発」「次発」「次々発」が一般的かと。
その2:『肉まん』の具が豚肉。
これは詐欺に遭ったような気分だった(笑
関西では「肉」は牛肉だし、『肉まん』の具は牛肉。
豚の場合は『豚まん』と呼び分ける。
関東で肉といえば、どうやら「豚肉」のことらしい。
※付け加えると、関西では鶏肉のことを「かしわ」ということもある。
その3:東京には「きつねそば」と「たぬきうどん」がある。
そうです。
関東には「きつねそば」や「たぬきうどん」なるものが存在するらしいのだ。
関西では、「きつね」といえばうどん、「たぬき」といえば蕎麦。
オーダーも「きつね」「たぬき」でちゃんと通る。
「きつねそば」や「たぬきうどん」なんてものは、存在しない・・
はずだが、ここでは揚げさんののった蕎麦は「きつねそば」らしいのだ。
ちなみに、「たぬき」といえば、天かすののったものを指すらしく、
「たぬきうどん」「たぬき蕎麦」がそれぞれ存在するんだとか。
関西人には、「きつね蕎麦」も「たぬきうどん」も、
どちらもあり得ないので、どうもピンとこないのです。
存在しないものがあるなんて・・
どうも「きつね」と「たぬき」に化かされてるような、
そんな気がしたり、しなかったり・・・
※京都では、たぬきうどんが存在するという噂が・・
どうやら揚げさんののった、あんかけうどんらしいです。
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